岸田劉生展

山口県立美術館で開催中の岸田劉生展に行って来ました。彼の一番有名な絵画はもちろん、切手にもなり重要文化財でもある、愛娘を描いた「麗子微笑」です。麗子さんの画は何枚も残されています。しかし、時期によって肖像画ばかり描いたり、ゴッホやセザンヌの影響をうけたり、東洋風に傾倒したり、風景画もあり、体調を崩してからは静物画を書き続けたり、バラエティーに富んだ作風の画家だったのだなと感じました。                  銀座生まれの彼が、何と徳山で没したとは、不思議な縁を感じました。

帰りのパークロードはすっかり晩秋の景色でした。銀杏や楓も秋色に、そしてサザンカも綺麗に咲いていました。